3月3日のデモンストレーション
約20年もの間BASFのRMダイアモントをご使用されていた鈑金塗装店へ
知り合いのデント職人さんが今回デモンストレーションを行うことになっていた鈑金屋の社長から調色で非常に困っているとのお話を聞き、知り合いの塗料販売店があるからと紹介しますか?とお話をしたところ、是非!との事でお話をいただきました。
今回デモンストレーションをした鈑金屋の社長の知り合いの鈑金屋もBASFのRMダイアモントをお使いになっていたのを覚えていたため、そちらの社長に連絡し、塗料を変えようと思っていると相談をしたそうです。その鈑金屋がなんと、約5年前にアクサルタのセンタリに交換していただいた当社のお得意様でした。その流れからアクサルタのセンタリのデモンストレーションをすることになりました。
デモンストレーション当日の午前9時に現場へ伺い社長、現場の方々への挨拶を済ませてまずは商品カタログを用いながらの説明をしました。
ホンダのフィットのスリーコートパールホワイトのカラーコードNH883P実車でのデモンストレーション
助手席側のリアドアからクウォーターパネルへかけてのぼかし塗装で、アクサルタアクワイヤクアンタム(測色機)で測色を済ませ、その後パソコンへクアンタムを繋ぎデータ移行をして測色データの確認を行いメーカーカラー番号を指定せずに読み取りを行いました。その結果、上位に選んできたのがホンダのスリーコートパールNH883Pでした。上位から2番目のデータを選びテストピースへ計量した塗装を拭き付け社長へ確認していただきました。
通常だとテストピースで確認していただいたくらいの再現率だと塗装するということだったので調色せずにデータ通りのカラーで塗装することになりました。それで実際のカラー再現率とぼかしの感じを見てもらおうということになりました。色の使用量も見ていただこうと思いこのくらいの塗装範囲であれば通常どの程度の量を作っているかを確認し、いつもと同じ量を作りました。
いよいよ塗装です・・・
カラーベースからサフェーサーの部分を染めました。ぼかし範囲にXB165とJABシンナーを合わせた(メーカーマニュアルでは2:1で割った液剤ですが、実際の現場では1:1で割った液剤)塗布しカラーベースをぼかしていきます。その後パールベースを塗布していきましたが社長から濁りはいらないのか?とご質問がありました。「何度もスリーコートパールのデモンストレーションを行ってきましたが、今まで濁りを入れたことは一度もなくカラーベースのみでのぼかしでした。よっぽどぼけないことがあれば必要になってくるかもしれませんが、今のところはございません」
クリヤー塗装まで終わり実際の作業時間を社長が体感した感覚だと大袈裟かもしれないけど、クリヤー塗装後にダイヤモントだとパールを塗布しているくらいで確実に作業はまだ終わっていないとの事。調色時間を合わせればこれから塗りに入るような感覚だとおっしゃってました作業時間の短縮にはかなり驚かれていたご様子で思っていた以上のいいデモンストレーションだったとのお言葉をいただきました。
社長から塗装をしていただいた方へ、「初めての場所でよく実車に塗装できるね!今まで様々なデモンストレーションを見てきたけどパネルに拭くのが当たり前で実車でのデモンストレーションは初めてで良かった」と、大変ご満足していただきました。その日のうちに必ず入れ替えると確約もいただきました。