アクサルタ クロマックスプロをおすすめしてみました!

昨年10月中旬

クロマックスプロアクワイヤークアンタムのデモンストレーション

をさせていただきました。

塗装4人、鈑金3人の工場です。生産台数もまずまずだろうと予測できましたが、実際は月産約70との事でした。調色に1日かかってしまうことがあったりしてなかなか生産性は上がっていないとの事でした。使っている塗料はアクゾの水性塗料をお使いで、生産台数を上げる為にもう一種違うメーカーを入れたいとお考えだったそうでした。そのタイミングへ我が社がお邪魔した形でした。
スプレーマンは主に責任者の方とその責任者の彼女の女性の方がメインで塗装をするとの事で、ほかのお二人は、まだ、塗装を初めて半年程だという事でした。

主のお2人は以前も同じ会社にいたそうで、以前はRMと我が社も取り扱う現アクサルタのスタンドックスを使っていたそうで、責任者の方はRMを好まれ、女性の方はスタンドックスを好まれていたとの事で、我が社が最初にお邪魔した時は女性の方がかなり興味を持ってくれまして、デモンストレーションも彼女が見たいと言ってくれたことがきっかけでした。

責任者の方は溶剤塗料には一切興味がなく、水性塗料でなくてはいけないとの事でした。実際にはRM社のものは、水性塗料でよろしいのか?微妙な気もしますが、メーカーが水性として扱ってるから大丈夫なんでしょう。
責任者の方はRM社の塗料への変更を望んでいたようで、会社からの許可が出たら、アクゾ社、RM社の2メーカーでの仕事を望んでいたみたいです。なので、当社でのデモンストレーションはあまり興味を示してくれませんでしたが、選択肢を広げていただけたのでしょうか?我が社のクロマックスプロを体験していただきました。
アクゾでは調色に苦戦していたとの事でしたが、測色機のデータベースの色数が少ないのと、測色機の性能などの要因もありテストピースを作っても合わずに何度も調色しなければいけなくなり、塗料も無駄になる為、結果コスト面も時間短縮にも繋がらず生産性も上がり切らずに悩んでいたようでした。

我が社が扱うクロマックスプロアクワイヤークアンタムという測色機

を用いております。業界人なら分からない人は今やいない時代ですが、軽くご説明させていただきますと、効率を最適化するためのデジタルカラー測定機で、クラウドベースのカラーソフトウェアを使用します。まずは測色機で車の塗装面を撮り、それを読み取った測定値がアクサルタのオンラインのグローバルカラーデータベースにワイヤレス送信され、カラー配合を検索します。必要な場合は最も近い色彩に自動的に調整してできるだけ近いマッチングをします。色数は700万通り以上定期的に更新されている為、調色はかなり時間短縮されます。また、今まで不可能だったメタリックやパールの粒子を高精度で読み取ることが可能になっているので、今ある調色に時間がかかるということは解消されます。

しかし、初日はなかなか責任者の方も食い付きが悪く、実際に測色、調色、塗装して欲しかったのですが、こちらが見せる形になって終わりました。まずは少しでも興味を持っていただく事に徹することも大事なのかな?とスプレーマンが責任者の男性と女性という点からも、どちらに興味を持ってもらったらいいのか?もちろんお2人にこれがいい!と思ってもらえて導入することができれば最高ですが、一方はRMが好きで一方はスタンドックス。スタンドックスは我が社の取り扱う商品なので、女性を取り込んで進めるべきなのか?でも、責任者の一任で決まるような雰囲気もあったので、かなり難しいデモンストレーションでした。

2日間お邪魔し実車にてデモさせていただきましたが、調色の速さ、塗りの速さと工程の速さにはいい反応でしたが、まだまだRMの経験があり、好まれて使用していたこともあってか、興味を示していただいたものの実際に全工程を体験してもらえなかったこともあり、後日今度は一からの工程を責任者の方に体験していただくことになり、改めて約、1ヶ月後に再度デモンストレーションをさせていただきました。

ですが、結局、カラークリヤーを見てみたいとの事で、マツダの41Vだったと思ったのですがそれをデモンストレーターが測色機で測色し、データを選び調色し、実車へのデモンストレーターにて塗装をさせていただきました。塗装工程は、見学していただきましたが、実際には、カラークリヤーに関しては塗装をしていただく事はありませんでした。デモンストレーターの方も実際には、非常に大変だったと思います。

マツダの41Vの塗装が終わり、他の車の塗装で、以前に調色されていたデータを利用しての調色が終わった車があったのですが、そちらの車の測色から、データーを選んでいただく工程を、責任者の方と、責任者の彼女への説明をさせていただきました。責任者の彼女は興味を示してくれて、選びやすさとスタンドックスを好まれていたこともあり、クロマックスプロを使いたい!と言ってもらえました。が、お2人は喧嘩中…会話も一切ない状態…責任者の反応は、いまいち…でした。

テストピースは一度でOKをいただき、調色の速さはいい反応を示していただきました。
実際塗装もしていく中で、乾燥時間の短縮や、ウェットオンウェット塗装の優れた隠ぺい性オーバースプレーミストの馴染みがよくメタリックやパールのムラもできにくいことから、ぼかし塗装にも優れていることや 1.5コート塗装とフラッシュオフ時間の不要から時間の短縮など、クロマックスプロの良さを色々な面から理解してもらい、いい商品だということは感じていただけたように思えました。

そこから1か月、男女の関係は難しいもので…

当社がデモンストレーションに入らせていただいた時から責任者とその彼女の喧嘩は続き、非常に空気の悪い職場ではありました。メインで塗装をしてる2人が、喧嘩を続け口を聞かない工場で、約半年程の経験のお2人、分からない事が有っても聞くに聴けない微妙な空気感…非常に仕事がやり辛い工場に思えました…
と前置き…

12月まで、選択を迫られていた責任者。RM一択だったはずの彼氏が、実際クロマックスプロを100%で使用していただいてる工場を見学してみたいということで、お2人を連れて県外の工場を見学していただきました。
実際に使われているディーラーの工場を見学することは通常であれば非常に難しいこと。しかしながら、我が社もクロマックスプロを導入していただきたく、先方へ、なんとかお願いし、お連れいたしました。実際の反応は当社の同行した方に伺えば悪いようには感じなかったとの事でした。

ですが、次の日、責任者の彼女からのLINEで当社担当者への内容は、
(他の従業員の方たちから、責任者の方とお話をされていると仕事の手が止まり、仕事が捗らずクレームが出てるとの事!なので、あまり営業活動には来て欲しくないとの事)
このような内容が、LINEにて、送られてきたと私に報告がありました。当社担当者には、生産台数を上げる為にもう1種の塗料の導入を考えておられるから、絶対に仕事の邪魔はしてはいけない。との説明をしていました。にもかかわらず、そのようなLINEが送られて来たとの事だったので、担当者への確認をしたら、休憩中を見計らい、仕事の手は止めてないとの事でした。

ですが、そのようなクレームが出てると伺ったもので、私は直接、工場の皆さんへ、謝罪をと思い実際に伺い、謝罪させていただきました。ですが、皆さんの対応は、何を言ってるんだ?といった対応で、ポカンとしてらっしゃいました。鈑金担当の方たちにも謝罪をし帰ろうとした時に、責任者の彼が現れどういう事ですか?との対応がありました。

結局は、当社の担当者が女性だったので、自分は彼氏と喧嘩していて、話すら出来ないのに、担当者の女性はいつも話しをしていて面白くないという事から、鈑金担当の方が迷惑していると言っていた程にして、伝えてきたようでした。実際は工場の皆さんが言ってもいないことなのでポカンともしますよね。彼女だけが、顔を出して営業されている事に嫉妬心からなのか?非常に面白くない思いをしていたみたいです。

結果、彼は彼女とその件でさらに揉め事となったようでしたが、彼と仲直りしたい一心で、こちら側の非にして話をし、彼と彼女が下した結論は彼の意見重視のRMでした。会社側もOKを出してRMの導入に至ったようです。

導入して3か月近く経っていますが、RMの導入により生産性が上がりつつあるのか?彼と彼女の仲が戻り工場の雰囲気が良くなって作業がスムーズに進むようになって上がりつつあるのか?現状は分かりませんが、男女が絡む、しかも職人という頑固さを兼ね備えた2人がいる工場はなかなかないとは思いますが、人対人として営業させていただく中で、貴重ないい経験をさせていただきました。RMの導入によって、生産性が上がっていることを期待します。

今回、この会社にはご縁が足りず、我が社を選んではいただけませんでしたが、クロマックスプロの良さ、測色機アクワイヤークアンタムでのカラー検索のスムーズさなど、いい商品であることは認識していただけたと思います。水性塗料はまだまだ導入している会社は少ないですが、魅力を伝え続け、最先端の塗料を扱ってもらえるように今後も努力し続けます。

 

 

 

追伸

とある週末の土曜日夕方前・・・

鈑金工場の副店長○楽さん、工場の近所のJ○というP店で一生懸命コインを入れ、レバーを叩き、ボタンを押していました。

こちらにはまったく気付かず・・・

さすが、カー○ー○スくらいの大手になると勤務中でもお遊び公認なのでしょうか?

社長!

伸び伸び自由な、とても素晴らしい会社ですね!!

彼の仕事ではなく、お遊びに真剣な姿を見て、ご縁がなくてよかったのかも・・・

と思ってしまった週末でした。