アクサルタ クロマックスセンタリ導入〜クアンタムでのカラー検索〜

2019/6/20

クロマックスセンタリアクワイヤークアンタムのデモンストレーション

を実施した店舗への導入です。

今年度は他の販売店とのお取引で関西ペイントハイブリッドを使用していた3店舗でアクサルタクロマックスセンタリへの変更、入れ替えをさせていただいております。
その中の1店舗での最初のデモンストレーションでは、全塗装をしたカラーを測色機のアクワイヤークアンタムで測色をするデモンストレーションでした。クアンタムがオリジナルカラーを測色した時に、どれだけ近いデータをピックアップしてカラー検索ができるかを試すため、お客様のオリジナルカラーを測色し、実際に調色してみました。

実際に調色してみた色はメタリックの粗さが強く、色みはいいものの、メタルの違いが目立ちました。アクサルタで持っているカラー検索データにはお客様のオリジナルカラーに近い色が無かったということです。お客様にとっては、何万カラーのデータにはないオリジナルカラーだったという確信と、アクワイヤークアンタムを使うことによって、目で見て調色していくよりは格段に早く近いところまで持っていけると体感していただきました。

その後、実車にてトヨタハイエースのホワイト058を測色し、1液(6000データ)ではなく、2液(501データ)での調色をし仕上げました。クロマックスセンタリは同じ原色で1液にも2液にもなる塗料だと説明させていただいたのですが、なかなかご理解してもらえなかったので、ここで少し補足を…

今、自動車補修でよく使われている塗料は、2液型の塗料より、1液型の塗料が大半だと思われます。
1液型塗料とは、塗料にシンナー希釈のみで塗装できる塗料。
2液型塗料とは、塗料の他に硬化剤を入れてシンナー希釈して塗料する塗料。
通常の塗料は1液型と2液型は種類が違うものなので2種類の違う塗料の在庫を抱える営業か、2液のみを販売店への調色で補っている店舗が多いと思います。ですが、クロマックスセンタリは顔料(原色)と樹脂(バインダー)のバインダーシステムという原色はそのままで樹脂を変えるだけで1液にも2液にもなる塗料なので、必要以上に在庫を抱えることがなくコストダウンできるのが魅力なのです。

話はそれましたが…
最初のデモンストレーション後、塗料を変更するかご検討いただき、スリーコートパールでの作業はどうなのかもしっかり観てから決めたいとのことだったので、2度目のデモンストレーションもさせていただきました。急でしたので実車ではできませんでしたが、廃パネルでさせていただきました。関西ペイントハイブリッド使用店舗の方からお聞きするとスリーコートパールのパールはメーカーが指定するシンナー希釈で塗装すると、6〜8回は塗装しないといけないとのことでしたが、クロマックスセンタリの場合は多くて3回で済み、ぼかし方も明らかに簡単なんです。

クロマックスセンタリの使用での作業時間短縮コストダウン作業の簡略化
アクワイヤークアンタムでの測色時間、データでのカラー検索からの調色時間の短縮
どちらを取ってもお客様に損はない、自信を持ってお勧めする商品となっております。
今回もお客様にとてもいいものだとご理解いただき、塗料の変更に至っております。
クロマックスセンタリ、興味のある方は是非ご連絡をお待ちしております!

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